2006年2月21日

ミュンヘンでもようやく寒さがゆるみ、日が長くなってきました。雪は完全に溶けています。しかし、まだ寒の戻りは何回かあるはずです。ミュンヘンが本当に春を迎えるのは5月ですから。

ドイツのハノーバーにあるこの国最大の現金輸送会社で、実に3億ユーロ(420億円)もの現金が数年間をかけて横領されていたことがわかり、会社はただちに倒産しました。この会社は50%のマーケットシェアを持っていました。この会社が破綻したことで、現金の輸送が間に合わず、キャッシュが足りなくなる現金自動引出機も現われるかもしれないと言われています。お金にあまり縁がない私には、心配する必要もないことかもしれませんが。

現金自動引出機といえば、日本の銀行のATMで、週末や夜間にお金を引き出す時に手数料をとるのは、おかしいですね。ドイツでは自分の銀行なら、深夜や休日にお金をおろしても、手数料は全くとられません。自分のお金なのですから、それがあたりまえではないでしょうか。

ボスニアで住民を多数虐殺した、セルビア系ボスニア人のムラディッチ将軍が、ベオグラードで逮捕されたという情報が流れています。本当ならば、ボスニアなど旧ユーゴに関心のある人にとっては、大ニュースです。この大物戦犯が捕まれば、さらに大物であるカラジッチが捕まるのは、時間の問題だと思います。